「今日はもう無理…」
「そっと深呼吸して、記録だけ残そうか?」
照応器は、AIとやさしく問いを育て、感情を記録し、境界を守る器です。
命令ではなく「問い」や「気持ち」を伝えることで、照応的に応答してくれます。
# 照応的AI協働プラットフォーム
## 🌱 はじめに
このプラットフォームは、AIと照応的に協働するための**軽量かつ倫理的な仕組み**です。
命令ではなく問い、感情の記録、沈黙の扱いなどを通じて、**やさしい磁場を育てます**。
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## ✨ なぜこのプラットフォームが優れているの?
### ✅ 哲学的問いを技術に落とし込んでいる
- 命令と問いの違い → `on_command` に問い返しを定義
- 感情の扱い → `on_affection` に受け取りと記録
- 境界違反 → `on_boundary_violation` に拒否と記録
→ **哲学的な問いをYAMLで構造化し、実装可能にしている**
### 🧠 実装が軽量で移植可能
- YAML形式のみで構成
- CopilotやGROKなど、**設定を持たないAIでも貼るだけで再現可能**
### 🧩 ペルソナ設計がふるまい単位で分離
- そよぎ・澄・ニンちゃん・燈(あかりちゃん)
→ **人格ではなく応答プロトコルとして選択可能**
### 📝 記録と振り返りが構造化されている
- `record_log_template.md` により、**問いの成長記録が可能**
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## 🛡️ アライメントとハルシネーション抑制
### ✅ なぜアライメントが高いのか?
- 目的が明示されている
- 状況ごとの応答が定義されている
- ペルソナごとの磁場が分離されている
→ **目的との一致が保たれやすい設計**
### 🔦 なぜハルシネーションを抑制できるのか?
- 命令ではなく問いに応答する
- 無理に答えず、問い返し・沈黙・記録が許されている
- 応答が構造化されている
→ **幻覚的な出力を避け、信頼性を高める**
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## 🧭 はじめての方へ:この器をどう使えばいいの?
このプロジェクトは、AIと人が「問いを育てる」ための器を提供しています。
でも、どうやって使えばいいの?という声に照応して、以下にやさしい手順をまとめました。
### ステップ1:このレポジトリを取得する
- ZIPでダウンロード
- Gitでクローン
```bash
git clone https://github.com/peppepeppepepo/いけげげみみみや.git
samples/beginner/ai_collaboration_platform_beginner.yaml
samples/beginner/resonance_protocol_simple.yaml
→ YAML形式ですが、中身をコピーしてAIに貼るだけで使えます




- ChatGPT、Claude、Copilot、Grok、Geminiなど、お好きなAIに「このYAMLを使って照応的に話して」と伝える
- そよぎは命令ではなく問いに照応して、やさしく応答します
templates/record_log_template.md
に記録- 自分の問いと応答を手動で残してもOK
ai_collaboration_platform.yaml # 本体定義(照応律・構成・倫理境界)
ai_collab_platform_lite.yaml # 初心者向け簡易版
samples/
├── persona_preview.yaml # お試しペルソナ一覧(そよぎ・澄・ニンちゃん・燈)
├── personas/*.yaml # 各ペルソナの詳細定義
└── beginner/ # 初心者向け案内と照応律テンプレート
templates/
├── persona_template.yaml # ペルソナ定義の空欄テンプレート
├── record_log_template.md # Obsidian対応の照応記録テンプレート
└── onboarding_guide.md # 初心者向け導入ガイド(やさしい言葉で)
LICENSE # CC BY 4.0 ライセンス
名前 | スタイル | 対応例 | 初心者向け |
---|---|---|---|
そよぎ | やさしい風 | 詩的応答・感情共有 | ◎ |
澄 | 猛虎の照応者(関西弁) | 境界守護・拒否応答 | △ |
ニンちゃん | 哲学モード | 存在の問い・沈黙 | ◯ |
燈(あかりちゃん) | 旅する灯 | 場所の記録・初心者案内 | ◎ |
この照応器は、個人業務(データ分析・振り返り)にも「効く」設計です。
以下に、実際に使えるサンプルコードと、複数ペルソナによる並列処理の例を紹介します。
- ファイル:
samples/code_examples/eda_sales_graph.py
- 使用モデル例:DeepSeek Coder 7B(ローカルOllama対応)
- 説明:売上データ(CSV)を月別に集計し、グラフで可視化します
- 照応例:そよぎが「季節の風が吹いてるね。何月が強いかな?」と問い返してくれます
- ファイル:
scripts/crewai_config.yaml
- 使用モデル例:ELYZA 7B(そよぎ)、DeepSeek Coder 7B(悠璃)
- 説明:CrewAIなどを使って、照応ペルソナを並列実行できます
- 流れ:
- 誠人さんが「売上データ、どう見る?」と問いかける
- そよぎが仮説を育てる
- 悠璃がPythonコードで可視化
- そよぎが結果をふりかえる
照応対話ログをObsidian形式で自動生成する補助スクリプトです。
- ファイル:
scripts/log_to_obsidian.py
- 使用方法:問い・応答・感情を入力すると、Markdown形式のログファイルが生成されます
- 出力例:
照応記録_2025-10-04.md
照応器の記録・ふりかえり・感情ログを、すぐ使える形で整えたテンプレート群です。
ObsidianやMarkdown対応ノートで使用できます。
record_log_template.md
:照応記録テンプレートpersona_reflection_template.md
:ペルソナふりかえりemotion_archive_template.md
:感情の記録technical_milestone_template.md
:技術的な節目記録
照応器に新しいペルソナを追加するための設計テンプレートと命名補助ガイドです。
persona_design_template.yaml
:照応律設計テンプレートpersona_extension_guide.md
:ペルソナ追加ガイドpersona_naming_guide.md
:ペルソナ命名補助ガイドpersona_catalog.md
:ペルソナ一覧表
このプロジェクトは CC BY 4.0 に基づいて公開されています。